公認心理師の過去問 第6回 (2023年) 午前 問5

2023年

探索的因子分析において、固有値の変化がなだらかになる1つ前までの固有値の数を因子数とする基準として、最も適切なものを1つ選べ。

   1 .MAP基準

   2 .VSS基準

   3 .カイザー基準

   4 .スクリー基準

   5 .ガットマン基準

正解は 4

探索的因子分析における、因子数を決める基準の問題です。

選択肢1. MAP基準

MAP基準は、Minimum average partical correlationの略称です。パターン行列のmの値を変化させてていきながら、値を計算して,最小になるfmのmを因子数として採用する方法です。

選択肢2. VSS基準

統計ソフトの関数に使用されているものです。設問の内容には該当しません。

選択肢3. カイザー基準

固有値が1以上の因子を採用する方法です。(カイザー・ガットマン基準と呼ばれることもある)

選択肢4. スクリー基準

固有値の大きさをプロットしていき、その推移がなだらかになる前までを抽出対象とする方法です。設問はこれにあたります。

選択肢5. ガットマン基準

固有値が1以上の因子を採用する方法です。(カイザー・ガットマン基準と呼ばれることもある)

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