知能に関する説明として、最も適切なものを1つ選べ。
1 .結晶性知能は20歳台で最も高まる。
2 .流動性知能は40歳台で最も高まる。
3 .ウェクスラー式知能検査は、個人内差が評価できる。
4 .知能指数〈IQ〉の平均―1SD が、知的障害の目安となる。
5 .田中ビネー知能検査Ⅴは、対象とする全ての年齢において、精神年齢〈MA〉を用いて知能指数〈IQ〉を算出する。
この過去問の解説 (2件)
知能に関する問題です。流動性知能や結晶性知能。
知能検査で測る内容や、対象年齢などについて覚えておくといです。
選択肢1. 結晶性知能は20歳台で最も高まる。
結晶性知能は、経験や学習によって得られる知能です。
物事を洞察・理解する力と言われピークは60歳ごろと言われています。
選択肢2. 流動性知能は40歳台で最も高まる。
流動性知能は、未知の状況などに柔軟・臨機応変に対応できる知能です。
20歳前後にピークを迎え、60歳ごろから低下していくと言われています。
選択肢3. ウェクスラー式知能検査は、個人内差が評価できる。
ウェクスラー式知能検査では、全検査IQだけでなく、個人内での得意不特異を検査する事ができます。
選択肢4. 知能指数〈IQ〉の平均―1SD が、知的障害の目安となる。
−2SD未満が、知的障害の目安となります。
選択肢5. 田中ビネー知能検査Ⅴは、対象とする全ての年齢において、精神年齢〈MA〉を用いて知能指数〈IQ〉を算出する。
田中ビネー知能検査Ⅴでは、2〜13歳では精神年齢(MA)と知能指数(IQ)を測りますが、14歳以上では偏差知能指数(DIQ)を測ります。


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